toastは乾杯を意味する
皆さんは「toast」という単語を知っていますか?パンのトーストとしてはよく使われますが、実はスラングとしても使われることがあります。その意味や使い方について見ていきましょう。
toastとは
まず、一般的な意味としては「パンのトースト」ですね。例えば、朝食にトーストを食べるときには、I had a slice of toast.(トーストを一枚食べました)と言います。この場合、a slice of という単位をつけることが多いです。
しかし、toastにはもう一つの意味があります。それは「乾杯」です。映画やドラマなどでも見かけることがあるので、知っている方も多いかもしれませんね。例えば、友人や家族などとお酒を飲む時には、Let’s make a toast.(乾杯しましょう)やCheers!(乾杯!)と言います。
この言葉の由来は、昔ワインにパンの欠片を入れて飲んでいたことからtoastを乾杯の時に使うようになったそうです。
You’re toastとは?
さて、ここからが本題です。toastという単語は別の意味でも使われることがあります。その場合、「おしまいだ」「終わってる」「ヤバイ」というニュアンスになります。
人をトーストと呼ぶのは悪口に聞こえますが、この表現は悪口ではありません。代わりに、困っている時や失敗した時に人をからかったり威嚇したりするためのスラングです。
例えば、クビになりそうな友達が居たら「Oh, you’re so toast」と言って「やばい終わってるね」という意味になります。
また、子供が親に怒られそうな時にも「You’re toast!」と言われることがあります。
Dictionary.comではbe toastは“Slang; to be doomed, ruined, or in trouble”(スラング;運命づけられた、台無しにされた、または困った状況にある)と定義されています。
You’re toastの例文
以下のような例文でも覚えておきましょう。
- If you’re late to work again, you’re toast!(もう一度仕事に遅刻したら、困ったことになるからね!)
- You broke my favorite vase. You’re toast when mom gets home.(私の大好きな花瓶を割っちゃったじゃないか。ママが帰ってきたらおしまいだよ)
- He cheated on the test and got caught. He’s toast.(彼はテストでカンニングしてバレた。もう終わってるね)
- He cheated on the test and got caught. He’s toast.(彼はテストでカンニングしてバレた。もう終わってるね)
- You’re toast if you don’t finish your homework by tomorrow.(明日までに宿題を終わらせなかったら、おしまいだよ)
まとめ
今回はスラング英語でtoastは乾杯を意味するというテーマでブログ記事を書いてみました。toastはパンのトーストとしてだけでなく、乾杯やおしまいだというスラングとしても使われることが分かりましたね。このようなスラングを知っておくと、英語の映画やドラマなどを見る時にも役立ちます。ぜひ覚えておいてください。