英語のスラングsavageの意味と使い方
英語を勉強していると、時々聞き慣れない単語や表現に出会うことがあります。今回は、最近よく耳にするスラングの一つであるsavageについて解説します。
savageはもともと、「野蛮な」「獰猛な」「激しい」という意味を持つ形容詞や名詞です。
- He was attacked by a savage dog.(彼は凶暴な犬に襲われた)
- The movie shows the savage reality of war.(その映画は戦争の残酷な現実を描いている)
- They lived like savages in the jungle.(彼らはジャングルで野蛮人のように暮らしていた)
しかし、スラングとして使われる場合は、「すごい」「かっこいい」「凄腕」という肯定的な意味に変わります。特に、他人ができないような大胆な行動や発言をする人や物事を指すことが多く、尊敬や感心の気持ちを表します。この使い方は、insane, crazy, badassなどのスラングに似ています。
ネイティブはsavageをこう使う
- He jumped off the cliff into the water. That was savage!(彼は崖から水に飛び込んだ。それはすごかった!)
- She roasted him with a savage comeback.(彼女は鋭い切り返しで彼をやり込めた)
- He is a savage guitarist. He can play anything.(彼は凄腕のギタリストだ。何でも弾ける)
このように、savageは日本語では「サベージ」と読みますが、「野生的」や「荒々しい」というニュアンスではなく、「素晴らしい」や「驚異的」というニュアンスで使われることが多いです。
使い方の注意事項
savageは相手の感情を傷つける可能性もある単語です。例えば、下記のような場合です。
- Your haircut looks savage.
この場合、相手が自分の髪型に自信があれば、「君の髪型かっこいい」という褒め言葉と受け取ってくれるかもしれませんが、そうでなければ、「野暮ったい」という皮肉と受け取って怒ってしまうかもしれません。したがって、savageを使う際には相手との関係や状況を考慮する必要があります。
以上が英語のスラングsavageの意味と使い方です。最近ではインターネット上でもよく見かける単語ですから、覚えておくと便利ですね。